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基本方針
APEXの活動は、今日の世界、特にアジアのかかえる貧困や環境などのさまざまな問題に対し、構造的な解決へとつながる具体的な代案を提出していく方向で構想されています。活動の基本的なポリシーは次のとおりです。1.アジア現地のNGOの支援 | |
アジアのそれぞれの地域がかかえる貧困や環境などの問題は、基本的にそれらの地域の人々やNGOの主体的な取り組みによって解決されるべきものではないでしょうか。APEXは、地域社会に確実な基盤をもち、それぞれの地域のニーズを的確にとらえた活動をしているアジア現地のNGOや民間組織を探し出し、それらの団体の活動を支援する形でプロジェクトを進めることを基本としています。 | ![]() |
2.代案の提出 | |
現状の問題点を正しく批判することは重要なことですが、その代案を提出するのは容易ではなく、しかし欠かすことのできない課題です。APEXでは、解決しようとしている問題に対して、現場性のある具体的な代案をつくり出すことを重視しています。 | ![]() |
3.適正技術(*)の重視 | |
問題解決のための具体的代案をつくり出すためには、多くの場合、技術が必要になります。しかし、いわゆる「先進国」型の技術はそのままでは現地の状況に適さず、また伝統技術ではニーズを効果的に充足できない場合が多いと思われます。APEXでは、それぞれの地域の社会・経済・文化的条件に適合的で、住民が参加しやすく、人々のニーズを効果的に充たしながら、環境に負担をかけないような<適正技術>を開発し、それを普及させることを重視しています。 | ![]() |
4.異なるセクター間の連携の重視 | |
上で述べたような適正技術をつくりだし、広めていくためには、これまでNGOと比較的関係の少なかった企業、大学、政府など異なるセクター間の横断的かつ国際的な連携が不可欠です。APEXでは、プロジェクトを効果的に実施するために、日本とアジアのさまざまなセクター間の協力関係を形成していこうとしています。 | ![]() |