■プロジェクトの背景
20世紀の開発や経済発展は、石油や石炭などの化石燃料のふんだんな消費の上に成り立ってきたといえます。しかし、このまま石油、石炭や天然ガスを燃やし続けると、地球は温暖化をさけられず、海面の上昇、生態系の変調、異常気象、伝染病の蔓延など、取り返しのつかない事態にいたると考えられています。資源の面から見ても化石燃料には限りがあり、次第に希少化して、価格も上昇していくことがさけられません。環境の限界からも、また資源面の制約からも、これまでのような消費を続けることができないのは明らかです。生産や消費のあり方の見直しとともに、化石燃料への依存を極力減らし、温暖化をもたらさず、かつ再生可能な自然エネルギーへの転換をはかっていくことが必要です。
■バイオマスの利点
- カーボンニュートラル
(バイオマス中の炭素は、もともと植物が大気中の二酸化炭素を吸収して体内に蓄積したもの。燃やしても大気中から取り込んだ二酸化炭素を放出するのみなので、大気中の二酸化炭素は増えない。) - 再生可能な自然エネルギーの中でも、バイオマスエネルギーは特に賦存量*が大きい。(下図参照)
- 気・液・固体燃料に転換することができる。それにより貯蔵・輸送ができるようになるとともに、自動車等の輸送用燃料としての利用も可能となる。
- 分散型エネルギー供給に適し、それぞれの地域の雇用創出や活性化につながる。

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