■バイオマスのエネルギー利用技術
バイオマスのエネルギー利用技術としては、主に以下の3つの方法があります。
- 直接燃焼(バイオマスを直接燃焼させて、ボイラーでスチームを発生させ、そのスチームにより発電する方法など)
- 熱化学的変換(熱や圧力を加えたり、ガス化剤と接触させたりして、バイオマスを気体・液体燃料や化学製品などに変換する方法)
- 生化学的変換(微生物の力によりバイオマスを発酵させて、メタンガスやエタノールなどを得る方法)
APEXでは以下の理由から熱化学的変換に着目しました。
- バイオマスは分散型のエネルギー源に適しているが、直接燃焼は特に小規模設備の場合は効率が低いのに対して、熱化学的変換では小規模設備でも発電効率が高い。
- エタノール発酵などの生化学的変換は主として糖分やでんぷん質などからなるごく一部のバイオマスしか利用できないのに対し、熱化学的変換ではバイオマスの主要な成分であるセルロース系化合物を含め、バイオマスの全体を変換できる。それにより、農業廃棄物や林業廃棄物、草本類など、ありとあらゆるバイオマスを利用できる。
- 熱化学的変換、特にガス化で生成されたガスは、直接エンジンに供して発電することができるが、液体燃料合成や燃料電池への利用の道も開かれている。

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